対応状況・困ったとき

0.2.0 Public Beta

内部の作業記録をもとに、利用者向けに整理した概要です。本文は元資料の逐語転載ではありません。詳細な仕様・対応表への導線を含みます。 対応状況 · 既知の問題

2026-10-30。SHIORIエンジンプラグインの追加と、表示・導入の互換性改善を含むPublic Betaです。

項目 今回のリリース
アプリ版数 0.2.0
ビルド番号 23
タグ v0.2.0-beta.1
公開日 2026-10-30(JST)
対象 macOS 13.0以降、Apple Silicon/Intel向けUniversal2

変更内容

SHIORIエンジンを .plugin で追加する機能を用意しました。「プラグインを探す・管理…」→「SHIORIエンジン」から導入し、必要ならゴーストへの割当や自動選択への復帰を行えます。割当はOurin側へ保存し、元の辞書や descript.txt を書き換えません。

  • 公式YAYA Tc607-2: 公式POSIX実装を使う yaya.plugin を追加。複数ゴーストの辞書・変数を独立して扱います。
  • AYA5互換: 同じ公式YAYAを使う aya.plugin で、AYA5の設定名やDLL名へ対応。原本AYA5やAYA1〜4の移植ではありません。
  • なし栞: 許諾のある公式mainの1.0.4-alpha系をmacOSへ移植した nashi.plugin を追加。ゴーストごとにSHIOLINK子プロセスを分け、辞書・変数と保存を分離します。
  • エンジン選択: 導入済みプラグインを通常の起動・再ロードへ接続。曖昧な候補や失効した明示割当を、別の内蔵VMの成功で隠さないようにしました。ゴースト側の明示的なmacOSモジュールやOurin用設定も維持します。
  • 文字コード: ゴーストのencoding指定を優先し、未指定の場合だけプラグインの既定値を使用。AYA5互換のCP932文字も、元の設定を書き換えずに往復します。

表示・導入・操作の改善

  • バルーンの選択: ゴーストごとの選択を保存し、再起動後に復元します。
  • キャラクターごとの表示切替: 同じサーフェス別名がキャラクターごとに異なる絵を指す場合、対象キャラクターの定義で解決します。
  • 着せ替え: キャラクター切替やアニメーション停止の後も、着せ替えレイヤーを保持するよう改善しました。
  • NARの取り込み: Windows形式のパス区切りや、空ディレクトリ情報を含むNARのパス処理を修正しました。
  • ゴーストへ渡す状態情報: 表示中のバルーン・選択肢・入力ダイアログ・最小化など、実際の画面状態をSHIORIのStatusへ反映します。
  • 追加画面の翻訳: プラグイン管理・SHIORIエンジン画面の表示を、日本語・英語・簡体字・繁体字・韓国語で用意しました。
  • 動作環境の統一: 本体・XPC・YAYAヘルパーの最低OS指定をmacOS 13.0へ揃え、ほかの同梱バイナリも13.0上で読み込める最低OS指定であることを確認しました。
  • 安定性: バックグラウンド処理からアプリの状態を参照する際も、画面の処理と同期するようにしました。

YAYA・里々・KAGARIの既存内蔵経路、自動アップデート、公開済みの互換性修正を維持して統合しました。

本体と追加SHIORIの配布

本体・インストーラーは既存の配布形式を維持します。BOOTHの無料版0円・応援版300円は、配布ファイルと機能が共通です。

ファイル 用途 状態
Ourin-0.2.0.zip と .sha256 本体。既存版の自動更新にも使用 署名・公証済みアプリを収録
Ourin-Installer-0.2.0.zip と .sha256 移行用インストーラー 署名・公証済みアプリを収録
Ourin-0.2.0-booth.zip と .sha256 本体・インストーラー・説明・ライセンスをまとめたBOOTH用 署名・公証済みアプリを収録
Ourin-SHIORI-0.2.0.dmg と .sha256 新3種の .plugin とライセンス 署名・公証済み

追加3種は本体やBOOTH版のZIPに含めません。新3種のDMGを開き、必要な .plugin をOurinの導入画面で選択します。追加runtimeやHomebrewのインストールは不要です。CPU・最低OS条件は新3種ともmacOS 13.0以降のUniversal2です。

検証済みの全体は22パッケージ(実行用17・開発用サンプル5)ですが、今回の追加SHIORI配布は新3種だけです。Aosoraのローカル個人利用用や、再配布許諾の確認が済んでいないパッケージを一括公開するものではありません。

追加DMG: Ourin-SHIORI-0.2.0.dmg

検証範囲

機能追加時点では、関連6スイート・46テスト成功、skip 0を確認しました。実行用17種の実 .plugin 導入・通常Factory・GET/NOTIFY・終了・再ロードと、元fixtureの保持が対象です。公式YAYAの未改変上流試験はarm64とRosetta上のx86_64で各110項目、計220項目成功。なし栞の上流試験は81項目成功しました。

新3種の開発版GUIでは導入・一覧表示・正常起動と、実キャラクターのダブルクリックから期待するSHIORI応答・スクリプト再生トークンまで確認しました。バルーン文字画像そのものは未取得です。これらは0.2.0最終コードの全体回帰や、署名・公証後の配布物の確認とは別の記録です。

最終配布物での確認

  • OurinTests全体: 1,678件中1,673件成功、失敗0、任意fixture不足の5件skip。arm64・Debug・直列実行。OurinUITestsは含みません。
  • 修正箇所の再検証: 翻訳、ウインドウ状態、SSTPの103テスト成功。インストーラーの12テスト、里々の文字コード・実辞書2テストも成功しました。
  • 署名・公証: 本体、インストーラー、新3種DMGがDeveloper ID署名・Apple公証・staple・Gatekeeper検査を通過。全15 Mach-Oの両CPU slice・最低OS・同梱依存を確認しました。
  • 署名済み栞: 本番と同じhardened runtime・entitlementsのhostでYAYA/AYAの両CPU計4ケース、なし栞の両CPU計8実プロセスで、文字コード・独立VM・保存・再ロード等を確認しました。Intel側はRosettaでの実行です。
  • 更新: 公開0.1.0/build 22と最終0.2.0/build 23の実ZIPで、SHA-256・署名・版数検証、実ファイル置換、applied marker、設定・保存データ等5canaryの保持を26項目で確認しました。
  • 実アプリ: 更新後の署名済みアプリを隔離profileで起動。配布DMGから3つの.pluginをGUI導入し、一覧表示と各栞の実OnBoot応答を確認。入力ファイル107件は不変です。最終署名版のバルーン文字画像とマウス応答は独立に記録していません。

5件skipは、実バルーンNAR、元のemo配布NAR、任意のSana/Ruby・SanaJK/Node環境を指定していない試験です。これらを実ゴースト検証済みとは数えません。公開GitHub APIを経由した更新通知・ネットワーク取得から自動再起動までの一連操作は、上記の置換probeとは別です。

制限

Windows専用DLL・SAORI・外部アプリ、任意のネイティブ拡張、すべての第三者ゴーストの互換性を保証するものではありません。Intel実機・最低対応macOSの実機での確認も残っています。

なし栞はmacOS移植版で、編集GUI「なしスタジオ」は含めません。source/package版は1.0.4-alpha系、SHIORIのversion応答は上流どおり 1.0.0 です。AYA5互換のversion応答は使用する公式YAYAの Tc607-2 を保持します。

出典と編集について

Ourin / Furin Lab・contributors。文書はCC BY-SA 4.0(第三者の個別表記を除く)。Web版は見出し・リンクの整備とローカルパスの一般化を行っています。更新基準日: 2026-10-30。

元資料: docs/RELEASE_NOTES_0.2.0_ja-jp.md
ソース SHA-256: e7574343c3c831958db8883a039bbb827c05d0b5baf03c8f63bb12586f521443

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