対応状況・困ったとき

第三者コンポーネント信頼モデル(監査ドラフト)

開発版の資料です。仕様・設計の記述には実装予定や過去の記述を含みます。現在の対応範囲は対応状況・既知の問題と合わせて確認してください。配布中のアプリへの収録状況はリリースノートをご確認ください。 対応状況 · 既知の問題

  • 日付: 2026-10-25
  • 位置づけ: 境界整理のドラフト。法的判断・セキュリティ認証ではない。
  • 方法: 本実行では追加のファイル読取・コマンド実行を行っていない。前回実行の観測と、親セッションが提示した追加証拠のみを使用。
  • 対象: 配布アプリに同梱される第三者コード・データ・素材、およびゴースト由来コードの実行境界。

1. ライセンス境界

  • Ourin 独自ソースは Apache License 2.0、独自ドキュメントは CC BY-SA 4.0。
  • 第三者コンポーネントは各アップストリームのライセンスを保持し、Ourin の Apache-2.0 は及ばない。
  • 既定ゴースト(さくら・りんね・ベル)は Ourin 本体と同じライセンスと自己宣言。立ち絵は画像生成AI製と自己宣言。
  • 画像生成AIのモデル・学習データ・出力物の権利評価は、提示証拠だけでは完了しない。

2. 同梱ネイティブエンジン

  • 現行の親セッション証拠: KAWARI(BSD-2-Clause)と uka_regexp(Unlicense)を Universal2 の署名済み dylib として Contents/Frameworks に同梱。
  • 同じく KAGARI(MIT)、Lua(MIT)、sol2(MIT)を署名済み dylib として同梱。
  • ABI 情報は Resources/EngineMetadata の plist、完全なライセンス通知は Resources/EngineLicenses に配置。
  • 固定情報(前回観測の engines/PINNED_UPSTREAM.json): KAWARI revision 8098dfb8...、uka_regexp はサブモジュール、KAGARI revision ba87ccbd...、Lua 5.4.4、sol2 3.2.2。
  • engines/package.sh は arm64/x86_64 を lipo 検証し、dylib をコピー、条件付きで codesign、LICENSE* と PINNED_UPSTREAM.json を配置する。
  • エンジンテストは XPC を含む 42 実行が成功したと親セッションから報告。本実行では再実行していない。

3. ゴースト・プラグイン実行の信頼境界

  • ゴースト由来の SHIORI/SAORI/プラグインは、ベースウェアの権限で動作する信頼済みコードとして扱う必要がある。
  • yaya_core の実装文書は、FOPEN 等のファイルI/Oを相対パス限定・.. 拒否と記載し、SAVEVAR/RESTOREVAR をゴーストルート配下に固定すると記載。
  • 同文書は EXECUTE/EXECUTE_WAIT を実装済みと記載。ゴーストスクリプトからの任意コマンド実行能力を意味し得るため、主要リスク。
  • 同文書は FENUM が macOS コンテナ sandbox 配下の絶対パスも受け付けると記載。サンドボックス依存の境界であり、無制限のファイルアクセスを許す趣旨ではない。
  • これらは文書の記載であり、現行バイナリの動作を本実行で確認したものではない。

4. 外部入力とゴーストアーカイブ

  • 外部 SSTP サーバは起動時に ExternalServerSecuritySettings.load() の設定を updateConfig へ適用する(前回観測)。
  • 外部由来スクリプトには isExternal フラグが渡り、一部操作を制限する設計。allow-external の解釈も存在する(前回観測)。
  • 具体的な許可・拒否項目、認証、ネットワーク露出の妥当性は本監査の範囲外。設定変更は行わない。
  • 実ゴーストアーカイブは再配布していない。LOBO と mosu の NAR は /tmp のテスト用コピーのみ。
  • NAR の展開・インストール時のパス検証は、提示証拠では未確認。

5. 祝日データ

  • python-holidays 0.107(MIT、Vacanza Team ほか)を scripts/gen_holidays.py で 2020〜2050 年分生成。
  • 日本分は内閣府の表(公共データ利用規約 1.0、出典明記条件)を加工。文字コード・改行・先頭説明・休日区分を変更し、日付と名称は保持。
  • 2028 年以降は python-holidays の日本語名で補完。
  • 同梱の Holidays_JP.txt と Holidays_python-holidays.txt に出典・条件・MIT 全文を確認(前回観測)。
  • ユーザー配置の ~/Documents/Ourin/calendar/holidays-JP.txt が同梱表より優先される。

6. 証拠の区分

  • 現行証拠: 親セッションが提示した Universal2 同梱、EngineMetadata、EngineLicenses、42 テスト実行、実アーカイブ非再配布。
  • 前回実行のスナップショット: HEAD の AppLicense.txt、LICENSE、README.md、PINNED_UPSTREAM.json、package.sh、テスト/docs の grep。現在の HEAD と一致する保証はない。
  • 失効した証拠: 旧 DerivedData の成果物。リリース証拠として扱わない。
  • ドリフト候補: 前回 HEAD の AppLicense.txt/LICENSE は既定ゴーストを Sakura のみと記載。README は Sakura/Rinne/Bell の3体と記載。現在の通知文との一致は未確認。

7. 確認できたリスク(提示証拠の範囲)

  1. ゴーストコードの任意コマンド実行・ファイルアクセス境界が文書依存で、実バイナリ検証は未実施。
  2. 外部 SSTP の公開範囲・認証・危険操作の拒否リストが未検証。
  3. 既定ゴーストの AI 生成画像に関する権利・生成条件の説明が自己宣言に留まる。
  4. 同梱通知の完全性(BSD-2 の表示保持、Unlicense、Lua/sol2 の版一致)は配置の存在確認までで、全文照合は未実施。
  5. 旧 AppLicense/LICENSE と README の記載ドリフト。現行成果物では要再確認。
  6. 前回スナップショットで docs/DEPENDENCIES_en-us.md が SECURITY.md を参照する一方、SECURITY.md が見つからなかった。脆弱性報告導線の欠落候補。
  7. リリーススクリプト/CI におけるライセンス同梱の自動検証は、前回 grep では確認できなかった。package.sh のコピー処理とは別に、最終 .app の監査が必要。

8. 未解決ゲート

  • 法務: 第三者ライセンス全文と版の照合、AI 生成素材の権利確認、CC BY-SA 対象文書の範囲確定。
  • セキュリティ: EXECUTE/EXECUTE_WAIT、SAORI、外部 SSTP、NAR 展開の実装レビュー。設定変更はしない。
  • リリース: 署名済み .app の Contents/Frameworks、Resources/EngineMetadata、Resources/EngineLicenses を実物で確認。
  • 文書: SECURITY.md の有無、AppLicense/LICENSE/README のゴースト記載統一。
  • テスト: 42 実行のログ・対象範囲を保存し、監査証跡化。

9. 次のアクション(境界付き)

  1. 現行 HEAD で通知文と README のゴースト記載を照合する。
  2. 署名済みリリース .app から同梱 dylib とライセンス全文を抽出してハッシュ記録する。
  3. SECURITY.md を整備するか、参照を削除する。
  4. ゴースト信頼モデル(信頼済み/未信頼、EXECUTE の扱い)を1ページで明文化する。
  5. 法務レビューへ本ドラフトと証拠一覧を渡す。本ドラフト自体を法的判断として扱わない。

English summary

This is a bounded draft audit, not legal or security clearance. Current parent-supplied evidence confirms signed Universal2 KAWARI/uka_regexp and KAGARI/Lua/sol2 dylibs, ABI plists, full notices, and 42 passing engine tests including XPC; no real ghost archives are redistributed. Prior-run greps are snapshot evidence and may be stale. Open gates are license-text/version verification, ghost-code execution boundaries (EXECUTE, SAORI, external SSTP, NAR extraction), AI-art provenance, SECURITY.md, and release-artifact verification. No security settings were changed.

統合側の現物照合(2026-10-25)

ローカルDebug appの5件のライセンス通知を固定版build出力とバイト単位で照合し一致。3本のdylibはarm64/x86_64を持ち、dylib各々とapp全体の codesign --verify --deep --strict が成功。証跡 [local-path]。これはDeveloper ID公証済みの正式配布物を検証した結果ではない。LICENSE/AppLicenseがSakuraのみ、READMEが3体という記載差も現物で再確認した。

今回の表は全依存の最終監査ではない。既存のYAYA_Core/SATORI/Ghidra通知、nlohmann_json等の依存、既存素材を含めた最終archiveの照合は #103 に残す。ライセンス条件や権限を変更していない。

出典と編集について

Ourin / Furin Lab・contributors。文書はCC BY-SA 4.0(第三者の個別表記を除く)。Web版は見出し・リンクの整備とローカルパスの一般化を行っています。更新基準日: 2026-10-30。

元資料: docs/THIRD_PARTY_TRUST_MODEL_ja-jp.md
ソース SHA-256: b6d0f15207acb53e292a8cb33acab194b75ce1bda59c067d7a33d6afaad3b8c4

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